
6月13日(火)
6時
痛すぎてまたナースコール。
やっと分娩室に移動。
陣痛が来ている間は動けない…。
分娩室の揺れる椅子に座らせてもらいます。
陣痛は絶え間なくやってきて、合間にオレンジジュースを一口飲めるぐらい。
腰が熱くメキメキと砕けてしまいそう!
6時30分頃
ようやく分娩台へ。
やっと子宮口が全開。
助産師さんがここから1時間と。あと1時間!!
また心が折れそうになります…。
波の度にいきむよう言われるが、うまくいきめません…。
感覚ではわからないですが、もう1cmぐらいのところに赤ちゃんの頭がきていて、産道で頭が締め付けられないように助産師さんが指を入れて、空間を確保してくれているとのこと。
赤ちゃんがグニグニ動いて、方向を変えて出ようとしてるのが私にも分かりました。
早く出さないと!と焦ります。
医師も加わり、大きな声で呼吸方を指示されました。
「波がきたら、大きく息を吸って吐くときに股を覗き込むように体を丸めて、吐きながらいきむの繰り返し!」
ようやくいきむコツが掴めてきました。
いつの間にか、医師・助産師4人に囲まれてる。
何度かいきんで、股あたりが裂けそうな熱い感覚を感じながらも、それ以上に陣痛は痛く、毎回この波で出さなくちゃと必死です。
「上手!上手!」と言われるようになってきました。
7時30分頃
力を込めるため握ってた棒を離すように言われ、「何?何?」と思ったら、赤ちゃんが産まれていました。
一瞬、何が起きたか分かりませんでした。出る感覚も全然分からず…。
胸元に赤ちゃんを置いてもらい、始めて対面。
安心感とまだ信じられない気持ちで涙が出ました。
赤ちゃんの印象は、旦那さんさんソックリだと思いました。
その後、医師が会陰切開したところや産道内の裂傷を確認後、無麻酔で縫合。
産道内が浮腫んでいて針を指したところから出血してしまい、縫えないとのことでガーゼを入れて止血してもらいます。
だんだん感覚が通常に戻ってきたせいか痛く感じてきます。
とりあえず処置は終了。
まだ産まれないと思っていったん帰宅した両親に「産まれたよ。」と電話。
このたびのお産は、陣痛から出産まで、両親も夫も不在の孤独なものとなりましたが、結果的には誰も付き添いがいなくて良かったと思ってます。
TVのお産風景で見かけるようにシートで目隠ししたりもありませんし、お股全開で丸見え状態。
夫や母など知っている顔が、立ち会ったりなんかしてたら…全力でいきむことなんてできなかったかもしれません。
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