不妊治療のながれと費用 体外受精~妊娠編

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体外受精から妊娠までにかかった総費用

体外受精編
採卵~凍結~移植~妊娠判定まで
実質負担392,580円
[費用合計692,580円-助成金300,000円]

体外受精のながれと費用詳細

卵巣では毎月いくつもの卵胞の中から1つの卵胞だけが大きく育ち、1つの卵子だけが排卵されています。
体外受精では、本来1つしか大きくならない卵胞を、自己注射と点鼻薬を使って全てを大きく成長させ、可能な限り多くの卵子を排卵させます。
それらを採卵し、体外で夫の精子と受精、数日間培養し、胚になった状態で凍結保存します。
それを周期に合わせて1つずつ子宮に移植します。
たくさんの卵が取れ、良い状態の胚が多く凍結することができれば、自己注射~採卵までの肉体的と経済的負担が軽減します。
また、半永久的に冷凍保存可能なため、第2子のために若い時の受精卵を保存しておくことも可能なわけです。

2016年8月26日採卵周期day3 ART開始(ショート法)

費用:50,824円(内金内)

・戸籍謄本の提出
大宮レディースクリニックでは、法的婚姻関係を証明しなければ体外受精をすることができません。
戸籍謄本は戸籍のある区役所でなければ発行してもらえませんので注意が必要です。
郵送で取り寄せることもできますが、日数がかかりますので早めに用意しておきましょう。

・内金30万円の支払い
体外受精費用は、使用する薬の量や採卵できる卵の数などで人により異なりますが、1回あたり40万円から60万円ほどかかります。
採卵までは平均して30万円以内に収まるため、支払いを気にせず済むよう30万円を前払いします。

・ホルモン採血
採血してホルモンの状態を確認します。
この結果により、使用する薬の量が決まってきます。

・エコー(卵胞確認)
卵胞の大きさと数を確認します。
検査結果:左右8個ずつ計16個確認

・自己注射、点鼻薬方法の指導
注射:フェリルモンP 200
点鼻薬:ブセレキュア
この日から10日間の自己注射(午前中)と点鼻薬を開始します。
お腹に刺す皮下注射なので危険性は少ないのですが、自分の身体に針を刺すというのはやはり嫌なもので、私の場合は夫が医療関係者で注射の扱いは慣れていたため、指導時に試した自己注射以外は全て夫にしてもらいました。
ちなみに、自分で打った注射跡には数時間後に青あざができてしまい、恐怖心が増してしまったせいもあります。

2016年8月31日採卵周期day8 卵胞確認 ホルモン採血

費用:46,915円(内金内)
自己注射を開始して6日目。
卵胞の状態と、ホルモンの値を見て薬の量を調整します。
・ホルモン採血…点鼻薬(ブセレキュア)が効きすぎたため、1日2回から1日1回に変更
・エコー(卵胞確認)…左右7個ずつ計14個確認。注射フェリルモンPは250であと4日

2016年9月4日採卵周期day12 卵胞確認 ホルモン採血

費用:16,804円(内金内)
自己注射を開始して10日目。
卵胞の状態とホルモンの値を確認します。
その夜、20時半に最後のを自己注射(hCG2000)をし、36時間後に排卵をさせます。
・エコー(卵胞確認)…右12個左8個計20個確認

2016年9月6日採卵周期day14 採卵

費用:114,048円(内金内)
緊張しながら朝8時に受付を済ませ、手術着に着替えて、点滴針を左手に刺してもらいます。
そのまま手術室へ移動、手術台に仰向けになり、2名の看護師さんが手際よく準備をするのを見ながら、左手の点滴から麻酔が流れてくると、ビリビリとした感覚を感じそこで意識がなくなりました。
目が覚めると全て終了していて、回復室で目が覚めました。
短時間(30分程)の手術のせいか、麻酔から覚めた時特有の気分の悪さもなく、手術した腹部の痛みもなく、ややボーッとするものの辛さは全然ありませんでした。拍子抜けするほど楽チンでした。
そのまま、卵巣の腫れを抑える点滴をしながら2時間程休んでいる中、看護師さんから採卵結果を報告して頂きました。
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採卵数:13個
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この日から、アナストロゾール(エストロゲンのはたらきを抑制する)とカバサール(プロラクチン値を下げる)を服用します。

2016年9月7日採卵周期day15 点滴

費用:8,640円(内金内)
この日は、卵巣の腫れを抑える点滴(カルチコール)とセトロタイド注射をして終了です。
そして、培養士さんからメールで受精確認の知らせが届きました。
受精確認:正常受精8個、異常受精2個、受精未確認3個
まだ今週期の移植もありうるので、膣座薬(就寝前1回プロゲステロン)を開始します。
※プロゲステロン…膣壁から吸収された高濃度のプロゲステロンが直接子宮へ運ばれ、妊娠率を高める

2016年9月9日採卵周期day17 ホルモン採血&エコー

費用:16,092円(内金内)
この日は、卵巣の腫れと血液中のホルモンの状態が正常に戻っているかの検査と、今週期の移植があるかどうかが決まる日です。
排卵誘発剤の影響で、血液検査では以下の数値がまだ高い状況のため、移植には不向きです。
・好中球
・エストラジオール
・プロゲステロン
また、胚の状態も凍結できる状態でしたので、全て凍結の方向で、後日凍結結果を確認することになりました。
次の自然周期を待ち、移植となります。

2016年9月15日移植周期day1 早めの生理

採卵後は早めに生理が来るようで、day22で生理が来ました。
ちょうど、採卵から10日目にあたります。

2016年9月17日移植周期day3 凍結結果確認

費用:248,400円
この日は培養士さんから凍結結果の報告を受けました。
8個の受精卵から移植に使える状態に育った卵は4個だけでした。
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凍結結果:4個
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1個…ベストな状態「22A」判定の胚盤胞
1個…成長がゆったりめの「B」判定の早期胚盤胞
2個…使えるかどうか不明な「胚盤胞様」→2個一緒に凍結

採卵後、どれくらいの卵子が良い胚に育つかどうかがというところに「卵子の質」が表れてくるわけです。
もちろん受精後は夫の精子の質も関係してくるので、そこが不妊治療は難しいところと培養士さんがおっしゃっていました。
私の場合、卵巣の手術をしているので卵巣機能は低下していると思われます。
そのため、ショート法での採卵となったわけですが、そんな状態で挑んだにしては上出来でしょうか…。
これも1年近く栄養療法を続けてきたおかげと思いたいです。
移植で妊娠のチャンスは2~3回、なんとかこれで妊娠できると良いのですが。

それにしても、8個受精して4個凍結…。
受精したらそのまま育つものと思っていましたが、自然妊娠でもこのようなことが起こってるとすると、やはり妊娠って難しいのだなと改めて思います。
8ヶ月間、無事タイミングが合い受精できたとしても、ほとんどは育たない、ましてや私の場合子宮内膜症で卵管が癒着していて通りにくく、受精卵を運びにくくなっていて、さらに無事着床まで…まあ、無理ですね。
血縁の妹は結婚式翌月には妊娠していたのです。妹は私より酷い子宮内膜症でPMSでした。
でも今2人目を妊娠中です。大きく違う要素があるとすれば、年齢でしょうか。
妹は30歳で結婚しすぐ妊娠、私は34歳で結婚し不妊…。
この4年間が大きかったのかなと思ってしまいます。

2016年9月27日移植周期day13 凍結胚移植プランニング

費用:18,813円
受精から5日目の状態で凍結させた胚盤胞ですので、着床率を高めるために、通常周期の排卵日から5日目に解凍・翌日まで培養し6日目に子宮内に移植します。
この日はエコーと尿検査で卵胞を確認し、注射(卵胞を育てる・排卵を促す)を打ってもらいます。
9月29日に排卵させる注射(自己注射…)を打って、9月30排卵させます。
9月27日からエストラーナテープ(子宮内膜を厚くする)
10月1日からクリノンジェル(黄体ホルモンを補充する膣座薬の代わり、座薬でかゆくなると言ったらこちらを処方して頂きました)
をそれぞれ開始。
移植日は9月5日に決定。今回は「ベストな状態「22A」判定の胚盤胞」を移植することになりました。
ちなみにどの卵を移植するかは、自分で指定することも可能です。

2016年10月4日移植周期day22 凍結胚を解凍

この日は受診しませんが、移植日前日に凍結胚を解凍し、さらに1日培養して移植可能な状態になるか判断します。

2016年10月5日移植周期day23 凍結胚移植

費用:142,668円
電話で無事移植できることを確認し病院へ。
培養士さんに「何回くらいの移植で成功するんですか?」と質問したところ、妊娠した方の移植回数は平均3回だそうです。
4回目以降は逆に妊娠率が下がるんだとか…。ただ10回目の移植で妊娠した方もいますよとのこと。
「はぁ~今回凍結してある分(3回分)で妊娠できたらラッキーかなぁ…。」
移植には麻酔も必要なく、痛みもなく、説明を受けながらモニターで移植する様子を見ることができました。
暗いモニターの中で白く光る卵が子宮に戻された時は、ちょっと感動でした。
どうかうまく着床してくれますように!

2016年10月14日移植周期day32 妊娠判定①

費用:12,852円
この日は、病院で妊娠検査薬での判定でした。
判定日前日に生理痛のような痛みとオリモノに少量の出血があり、いつもの生理前のような症状でしたので、今回はダメだろうと諦めていましたが、判定はまさかのプラス!人生初の陽性判定、ついつい浮かれてしまいます。
追加のエストラーナテープとクリノンジェルを処方してもらい、さらに1週間後に胎嚢(GS)確認となります。

2016年10月21日移植周期day39 妊娠判定②胎嚢(GS)確認

費用:16,524円
この日、胎嚢(GS)確認をすることができました。
胎嚢とは赤ちゃんが入っている袋のようなものだそうです。
これをもって妊娠確定となりました。
また1週間後に心拍確認を行いますが、不妊治療費用の助成金対象範囲としては、採卵からこの胎嚢確認までが1回とされますので、ここで不妊治療の終了となります。

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ABOUTこの記事をかいた人

34歳で結婚。36歳から不妊治療を本格的に開始し、38歳現在体外受精(採卵1回・移植1回目)で妊娠・自然分娩で出産し、ママになれました。 スムーズに妊娠することができたのも、不妊専門病院での栄養指導から、食事や生活習慣の大切さを痛感し、生活習慣を改善、体質も改善されました。 出産後はさらに我が子の健やかな成長のため、育児にもベストを尽くしていきたいと考えています!